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3回表。日本は二死1塁から4番・鈴木誠也が逆風を突くレフトに2ラン本塁打。リードを4-0と広げる。鈴木は2試合連続本塁打で、3試合連続の打点だ。
今永は3回裏に一死満塁のピンチを迎えたが切り抜け、3イニングを無失点で抑えて降板する。4安打は喫したもののチェンジアップが有効で、4奪三振を奪った。
4回裏にも日本のピンチがあった。一死からチャイニーズ・タイペイの7番・林哲-が出塁し、8番・王柏融もライト前安打で続く。
鈴木誠也の好返球で三塁がタッチアウト……という場面だったが、チャイニーズ・タイペイのチャレンジで判定が覆り、一死1・3塁で攻撃が再開された。しかし、ここは2番手・大野雄大が切り抜けて、日本は4点リードを守る。
ここからは日本ペースで試合が進む。6回表には相手の失策からチャンスを得ると、7番・丸佳浩がタイムリー2塁打を放ち、5-0。
3番手以降も山岡泰輔、甲斐野央が無失点でつなぎ、5番手・岸孝之も8回を8球で零封し、復調を証明する。
そして、日本は9回表にダメ押しの3得点。4番・鈴木誠也のレフト前タイムリー安打、途中出場の6番・源田壮亮のタイムリー3塁打で、試合を決定づける。
9回裏に1失点は喫したものの、8-1と完勝して、11日から始まるスーパーラウンドに弾みをつけた。
オープニングラウンドの立役者は、やはり鈴木誠也だ。ベネズエラ戦は4打数1安打2打点。プエルトリコ戦は3打数1安打3打点。そしてチャイニーズ・タイペイ戦は4打数3安打4打点と文句なしの活躍だった。
3試合通算で11打数5安打9打点と、勝負強さも素晴らしい。25歳の5ツールプレイヤーが「日本の4番」の役割を十二分に果たしている。
文:大島和人
2019WBSC世界野球 プレミア12 オープニングラウンド
【ハイライト】 グループB チャイニーズタイペイ vs. 日本
大島 和人
1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty)
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