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野球 コラム 2019年9月24日

【楽天好き】「爪痕を残す」2人のルーキー:渡邊佳明編

野球好きコラム by 松山 ようこ
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辰己涼介と渡邊佳明は、今季のチームで最も存在感を放っているルーキーだ。ともに左打ちで野手。互いに大学3年生からよく知っているといい、仲も良い。

プロとなり、今ライバルで仲間となった2人は、試合と勝敗が重みを増す一軍の終盤をどんな思いで奮闘しているのか一緒に話を聞いた。

浮き彫りになったのは、2人の対照的な個性。それぞれお互いをどのように見て、自身の成長の糧にしているのか。

写真:渡邊佳明(左)、辰己涼介(右)

ドラフト6位入団の渡邊は、久米島キャンプで平石監督から「野手MVP」の称号を受け、その期待に応える打撃力で一軍に帯同。ルーキーにして、チームトップの得点圏打率(9/23現在.423)と頼りがいのある活躍をみせている。

だからドラフト1位の辰己は「ぼくと真逆で器用で繊細な打撃ができる選手。ミート力はプロのレベルで、なかなか真似しようと思ってもすぐにできないけれど、見習って、自分も実力をつけていきたい」とその打撃力を敬う。

◆割り切りが生む、高い得点圏打率

今季、チームで誰よりも多く劇的なタイムリーをみせている渡邊。なぜ、そんな活躍ができるのか聞くと、プロ入りした時と変わらない、はにかんだ笑顔で言う。

「いや、もう…、ぼくなんてまだまだ。活躍している選手とは言えませんから。ただ、もう割り切って、球種を絞ってバットを振ってるだけです。

そうでないとやっていけない世界ですから。ここぞの集中力が特別にあるというわけでもないです。こうやって割り切っているのが、一番大きいのかなって思います」。

これまで内野手だったが、その打撃センスを買われて、プロ入りしてから(!)外野の守備にも就く。

外野手専任の辰己も「さすがだし、努力している」と認める順応性の高さだが、本人は少しだけかぶりを振って、苦労をのぞかせる。

「いろいろと準備するのは、最初の頃はちょっとキツかったですね。でも、体力的には全然大丈夫です。プロに入ってからは、意識して食べるようになりましたし。体重も5キロぐらい増えました」とやはり逞しい。

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