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『WBSC U-18ベースボールワールドカップ』のオープニングラウンドを1位で通過した日本代表は、迎えたカナダとのスーパーラウンド初戦で満を持して今大会注目選手の1人である奥川恭伸(星稜)を先発のマウンドに送る。
すると、日本の背番号18番は7回103球を投げ、4回に4番・ディオダディにソロ本塁打を許すも、2安打1失点、無四球18奪三振と、圧巻の投球を披露し、見事な投球で期待に応える。
一方、打線はカナダ先発のミラスに対し、4回まで毎回走者を出しながらも、好機であと1本が出ず、無得点のまま5回を迎える。
しかし、日本はその5回に連続四球で無死1・2塁のチャンスを作ると、失策と3番・韮澤雄也(花咲徳栄)の適時打で2点を挙げ、勝ち越しに成功する。
さらに日本は7回、連続四球と2番手オトールの暴投で二死2・3塁とすると、遊撃手ゴムが平凡なゴロをファンブルした間隙を突いて、走者2人が生還し2点を挙げる。
その後、日本は3番手のソールから押し出しで1点を挙げ、この回無安打ながら3得点でリードを広げる。
日本は奥川に代わって8回からマウンドに上がった飯塚脩人(習志野)が2回を連続して三者凡退に打ち取り、5-1としてスーパーラウンド初戦を白星で飾った。
◆試合結果
カナダ|0 0 0 1 0 0 0 0 0|1
日 本|0 0 0 0 2 0 3 0 X|5
試合後、甲子園の決勝以来となった実戦で快投した奥川は、「実戦感覚が開いていてすごく不安でしたが、しっかりゲームを作ることができて良かったと思います」と大会初登板を振り返った、
そして、「(18奪三振は)良いと思いますが、あのホームラン1本は中途半端にいってしまった球だったので、次はそういうことが起こらないようにやっていきたいと思います」と勝って兜の緒を締めた。
次戦、日本は韓国との大一番を迎える。
J SPORTS 編集部
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