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野球 コラム 2019年8月31日

【楽天好き】森原康平、「圧倒的ピッチング」でチームを支える

野球好きコラム by 松山 ようこ
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◆ピッチングの秘密は『横の間』

「1年目と比べたら、たしかに全然変わったと思います。経験と知識が違う。準備や対処も。でも、雰囲気やフォームは変わってないと思いますよ」。

いつもの柔和な笑顔をのぞかせて、森原は言う。彼の投球フォームは、ゆったりとした流れにありながら、ボールが手を離れる最後の瞬間、ビュッと鋭いボールが飛びだす。そんなイメージだ。

マウンドでのその時間は、今年はさらに長く感じる。そんな疑問をぶつけたら、こんな面白い話を聞かせてくれた。

「ああ、『横の間』でしょ。(ボールを持って投げる前の)横向きの時間のこと。バッターと対峙した時、先に背中を見せない。横の時間を、自分のリズムで長くとって投げるようにしてるんです。ぼくは、横の時間の勝負だと思ってるんで」。

野球は、守る側が仕掛ける特異なゲームだ。だから、バッターは攻め手だが、受け手でもある。

森原は、その特徴を最大限に活かそうと考えているのだろう。つまり、主導権を握って、相手との駆け引きを制する。その「間の勝負」に重きを置いているのだという。

「例えば、横の間を長くとって、そのまま目一杯で投げようとしたら、バッターは150キロの直球が来ると思って構えるかもしれない。それはされたくないんです」。

「だから、ゆったりしながら150キロだったり、相手の考えたのと違うボールが行くように。いろいろと考えてやっているんです」。

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