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野球 コラム 2019年8月22日

ダルビッシュ有、MLB史上初の快挙達成も7失点で勝敗つかず

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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一方、地元紙『シカゴ・サンタイムズ』はこの日のダルビッシュの投球について、電子版に掲載した記事で次のように伝えている。

「リグレー・フィールドの観客が“ユウ”コールの準備を万端整えてきた夜(この日一番大音量のコールが響いたのは、ダルビッシュが適時単打を放ち、カブスが3-2で先行した場面だった)、当の投手はうなだれてゆっくりと歩きながらベンチへ向かい、試合を後にした。

それは、カブスでの成績を大幅に好転させ始めたように見えた男の得るべき筋書きではなかった」。

ダルビッシュは(まだカブスの一員として、34試合で5勝しか挙げていないが)、先発した直近7試合の防御率を2.36とし、絶好調のままこの試合を迎えた。

その間、ダルビッシュの制球は完璧であり、それはこの試合を含む5試合連続で無四球としたことが証左となっている。

ダルビッシュはツキに恵まれないこともあり、成績を4勝6敗に留めている。ダルビッシュは今季8回あったクオリティ・スタートのうち、2勝しか挙げられていないのである。

とは言え、パフォーマンスのレベルは、カブスが2018年のシーズン前に6年1億2600万ドルで契約した際に期待していたところまで来ているように見えていた。

J SPORTS編集部

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