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第90回都市対抗野球大会は、13日の開幕から熱戦が続いている。ここまでの5試合はすべて1点差の接戦。14日の大会2日目は3試合中、2試合が延長戦にもつれ込んだ。
【都市対抗野球2019】
七十七銀行 vs.ヤマハ ハイライト(第2日 第1試合)
第1試合はヤマハ(浜松市)と七十七銀行(仙台市)の1回戦だった。1回表、七十七銀行は1番・的場拓也が四球で出塁。バントと失策で一死3塁のチャンスを作る。
3番・石井信次郎の三ゴロで再びヤマハの失策があり、七十七銀行が相手のミスを突いて1点を先制した。
3回表、ヤマハは1番・青柳直樹の二塁打で無死2・3塁のチャンスを作る。2番・秋利雄佑の犠牲フライで試合は1-1と振り出しに戻る。
七十七銀行は先発・鈴木貴也が140キロ台の速球とチェンジアップを軸に、ハイペースで三振を奪っていく。ヤマハの先発・近藤卓也も最速148キロの速球とスライダーで相手打線に内野ゴロを上手く打たせる。
両投手はいずれも1失点。近藤は5回3分の0をわずか被安打2。鈴木も7回3分の2を被安打6、四死球0、奪三振10という好内容だった。試合は1-1のまま延長戦に突入する。
ヤマハは10回裏、二死2塁からキャプテンの3番・矢幡勇人が打席に入る。矢幡の「これだけ入っているなら、ここで打ってやろう」と決意を込めた一打が前進守備のレフト頭上を破り、勝ち越しのタイムリー二塁打となった。
ヤマハは変則左腕の九谷青孝が6回途中から9回まで4イニングを無安打無失点の好リリーフ。10回裏は西濃運輸からの補強された右腕・堀田晃が最速150キロの速球で三者凡退に打ち取った。
ヤマハが2-1で接戦を制し、3年ぶり出場となった都市対抗の初戦を飾っている。
◆試合結果
ヤマハ|0 0 1 0 0 0 0 0 0 1|2
七十七|1 0 0 0 0 0 0 0 0 0|1
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