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野球 コラム 2019年7月12日

出場25回を越える古豪が揃う。都市対抗野球チーム紹介:近畿代表

野球好きコラム by 大島 和人
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◆日本製鉄広畑(近畿第2代表)

近畿第2代表は8年ぶり32回目の出場となる日本製鉄広畑だ。エース坂本光士郎がヤクルトスワローズ入りして退社したものの、予選は新人右腕・川瀬航作が大活躍を見せた。

川瀬は予選3試合に登板して3勝を挙げ、防御率0.42と内容も驚異的だった。京都学園大出身の彼は182センチ・87キロの右スリークォーターで、やや変則的なフォームながら球威も十分。2020年のドラフト候補としても注目される。

予選では登板がなかったものの、岡上浩幸は最速153キロの速球を持つ191センチ・95キロの大型右腕。高校、大学と無名校で知名度も高くなく、入社3年目でまだ実績は乏しいが、ぜひ生で見たい「ロマン枠」だ。

予選では川瀬以外にも大卒新人が活躍。3番・堀口裕眞が18打数7安打、4番・西川雄大が18打数8安打と結果を出している。

◆NTT西日本(近畿第3代表)

近畿第3代表は5年連続30回目の出場となるNTT西日本。濵崎浩大は入社8年目の28歳で、第3代表決定戦は強豪・日本新薬を完封している。

花園大から入社した新人右腕・大江克哉は最速150キロの速球を持ち、予選では2試合に登板して防御率1.93と好投。

長くチームの主戦を担ってきた32歳の右腕・吉元一彦はクローザーに配置転換され、3試合5イニングを無失点で抑えている。

29選手のうち新人が6名、入社3年目以内が17名という「若い」チームで、本大会に向けたもうひと伸びに期待したい。

◆日本新薬(近畿第4代表)

近畿第4代表は6年連続36回目の出場となる日本新薬だ。打線は予選5試合で打率.207、9得点と苦しんだが、投手力で勝ち上がった。30歳の左腕・榎田宏樹、25歳の右腕・西川大地が先発の二本柱だ。

榎田は球速こそ平凡だが、小さな変化で打ち取る技巧派。榎田大樹(西武ライオンズ)の弟でもある。

西川大地は立命館大時代に桜井俊貴(読売ジャイアンツ)とのダブルエースで知られた右腕。社会人では変則フォームを身に着け、より実戦的になった。

クローザーには大卒3年目の本格派右腕・岩本喜照がいる。187センチと長身で、最速153キロの速球とフォークを武器とする。

打線は3年目の左打者・久保田昌也が5試合で打率.368とひとり気を吐いた。他にも中稔真、濱田竜之祐など入社前から評価の高かった強打者がおり、本大会に向けた復調が待たれる。

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