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野球 コラム 2019年7月12日

ダルビッシュ有、後半戦開幕投手に向け「調子は100パーセントかそれ以上」

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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シカゴ・カブスのダルビッシュ有が、オールスターブレーク明けの初戦となる本拠地リグレー・フィールドでのパイレーツ戦で、チームの先陣を切って先発マウンドに上がるのは既報の通り。

この試合に先立ち、シカゴの地元紙『シカゴ・トレビューン』と『シカゴ・サンタイムズ』はそれぞれダルビッシュを取り上げた記事を電子版に掲載した。

トレビューンの方は、シーズン後半の開幕戦をダルビッシュに託すことについて、「我々は単にユウが正しい人選だと考えた」というマッドン監督の言葉を報じた。

また、「彼はホームで先発した9試合で12本塁打を許しているが、これはロードと比べて4本多い」と、本拠地での被本塁打の多さを指摘した上で、ダルビッシュ本人の言葉を交え、次のように伝えている。

「なぜ、あそこ(本拠地)で投げる度に、いつもホームランを打たれるのか分からない」とダルビッシュ。「これは変だと思う。敵地へ行くと、そんな感じはしないんだ。でもリグレーで投げると、多発してしまう」。

本拠地で良い投球をする以外にも、ダルビッシュには目標がある。「僕はまだ勝っていない」とダルビッシュ。「僕の仕事は試合に勝つこと。僕はもっと勝ちたいんだ」。

ダルビッシュは先発した直近の試合である7月3日のパイレーツ戦で6回2/3を投げ、四死球はなかったが、メルキー・カブレラとジョシュ・ベルという、共にスイッチヒッターで左打席に立った2人にホームランを打たれ、彼もその問題について指摘した。

「左打者に長打を打たれるときは、いつも球速を変えていなかったんだ」とダルビッシュ。

「僕は速球、カットボール、カットボール、カットボール、カットボールという風に投げていた。もし、球種をミックスすることができれば、相手に打たれることはないだろう。後半戦は、それをもっとトライしたいと思っている」。

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