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野球 コラム 2019年7月11日

総合力の高い5チームが出場。都市対抗野球チーム紹介:北関東、南関東代表

野球好きコラム by 大島 和人
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◆JFE東日本(南関東第1代表)

南関東第1代表は3年ぶり23回目の出場となるJFE東日本だ。今年は須田幸太が横浜DeNAから8年ぶりに復帰し、予選では抑えとして全3試合に登板。9回3分の2で自責点1という好投を見せている。

武蔵大から入社して2年目の右腕・本田健一郎は、170センチ・70キロの体格で最速150キロを計測する速球を持つ。侍ジャパン社会人代表のメンバーにも入っている。

また、今大会は須田と早稲田大、横浜DeNAベイスターズのチームメイトだった外野手・松本啓二朗が、かずさマジックから補強されている。

野手では東海大北海道出身の新人・今川優馬が要注目。176センチ・84キロの右打者で、予選では打率.429を記録している。6月末に行われた侍ジャパン社会人代表相手の練習試合では、なんと3打席連続本塁打を放った。

◆Honda(南関東第2代表)

南関東第2代表は、3年連続33回目の出場となるHondaだ。昨年のチームからは斎藤友貴哉、木浪聖也、松田進の3名がプロ入りしており、再出発のシーズンだった。

南関東予選では4試合で9投手を投入し、完投がゼロ。2年目の左腕・東野龍二、大阪桐蔭時代に甲子園優勝投手となった福島由登と実績のある投手はいるが、陣容に決め手を欠く印象はある。

とはいえ埼玉栄高出身の米倉貫太、青山学院大出身の河端優馬、東海大出身の青島凌也と期待値の高い新人が豊富。日本製鉄かずさマジックから補強された本格派右腕・山本晃希も含めて、フレッシュな才能のブレイクに期待したい。

野手については粒揃いで、逆に「この人」と絞り難い。ただ、昨年のドラフトで阪神に入った木浪聖也の活躍を見れば、レベルの高さは間違いない。

◆日本通運(南関東第3代表)

南関東第3代表は5年連続44回目の出場となる日本通運だ。かずさマジックとの第3代表決定戦を3-2で制し、「最後の椅子」を手に入れた。

生田目翼が北海道日本ハムファイターズに進んだ一方で、今季は立正大のエースだった右腕・釘宮光希が入社。

絶対的なエースと言い得る存在はいないが、投手陣は高山亮大、相馬和磨、渡辺圭、庄司拓哉と「渋い技巧派左腕」が揃っている。特に庄司は横の角度がある変則派で、初見のチームは苦労するだろう。

打線は関本憲太郎、北川利生と強力な右打者が3番、4番を任され、勝負強さを発揮する。

捕手の木南了は総合力に優れていて、予選では下位打線ながら4割を超す打率を記録している。2年目の稲垣誠也は167センチの小兵だが、走攻守の揃った逸材。6月の侍ジャパン社会人代表強化合宿でも光るプレーを見せた。

文:大島和人

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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