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野球 コラム 2019年6月18日

明大○6-1●佛教大 『完勝の果てに進む道』

野球好きコラム by 岩瀬 孝文
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「2アウトから得点できる粘りと、守備においてもそれぞれに集中力がありますから」 明大の善波監督がレギュラー選手に全幅の信頼を置いていた。 その野手が鍛え上げられた守備と機敏な牽制でランナーを刺し、ことごとく相手のチャンスの芽を摘み、森下投手の負担を和らげていた。


「38年ぶりに優勝する、優勝しようと言い続けました」
4年生になって、より自覚が出てきた主将の森下投手だった。 決勝での明大は他を圧倒する豪放無比な野球ができるかどうかが優勝へのカギであった。 そのもの佛教大が基本とするていねいな野球と送りバントは、明大のように攻守に厚みがあるチームに対して、その地の利もあってか苦慮が見てとれた。 それは人気の東京六大学リーグで揉まれ研ぎ澄まされた技術、さらに厳しさあふれる戦国東都などの列強チームなどに対抗していくためには、果たしてどのような野球が望ましいのだろう。

「まだ、発展途中のように思います。もう少し時間をかけながらですね」
浄土宗の住職である田原監督は、その教義を大切にして選手たちにこんこんと説いていた。それで選手みんなが同じ方向を見てカバーしあい、用具と1個のボールを大切にプレーする姿があり、そこに選手たちの精神面における充実と充足を感じた。

日曜日の準決勝では、東農大北海道オホーツクは果敢に闘ったが最後に力尽きた。全国から集う選手がおおらかな北海道出身の選手たちと切磋琢磨して形づくられた新しいタイプの豪快な野球をグラウンドで魅せてくれた。そして選手たちは胸を張って堂々と網走へと帰っていった。 また剛球投手を揃えた東海大はわずかなミスから勝ち運を失っていたが伝統あるチームの貫録をみせた。

「秋にこの借りを返したい、優勝したい」
各チームが口々に言う。 ところが秋には秋の風が吹く。 ひと夏を超えて、これまでリーグ戦で負けていたチームがさらに伸びてくるのが常となり。春は春の王者であり、秋には秋の闘いがある。


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