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野球 ニュース 2019年6月13日

佛教大学、終盤の粘りでサヨナラ勝ち、初のベスト4進出。全日本大学野球選手権

野球好きコラム by 大島 和人
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10日(月)に開幕した第68回全日本大学野球選手権大会。13日(木)は神宮球場で準々決勝の4試合が組まれた。

第3試合は東北福祉大学と佛教大学の対戦となった。東北福祉は元西武ライオンズの大塚光二監督が率い、昨年の同大会を制している。準々決勝は3年生左腕・山野太一(高川学園)が11日の2回戦に続いて先発した。

山野と佛教大の先発・中山怜央(奈良大付)が揃って好投し、試合は投手戦となる。試合が動いたのは6回表。

東北福祉は1番・里見治紀(花咲徳栄)が死球で出塁すると、2番・永濱晃汰(明秀日立)がエンドランからライト前安打を放つ。無死1・2塁から3番・溝口慶周(東邦)がバントを決め、一死2、3塁に。

ここで4番・清水聖也(智弁学園)がレフトに3ラン本塁打。重い展開を考えれば3点リードは大差にも思えた。

両校は7回から2番手投手を起用する。佛教大は2年生左腕・木下隆也(奈良大附)が140キロを超す速球と、切れの良いスライダーで1回戦に続いて登板。

東北福祉はドラフト候補としても名の挙がる右サイドハンドの津森宥紀(和歌山東)を起用し、万全の継投策を採った。しかし、津森がピリッとしない。

7回裏、佛教大は二死2塁から8番・森本翔大(天理)は右前タイムリー安打を放ち2点差。8回裏には無死2・3塁から5番・木岡大地(上宮太子)が同点タイムリー三塁打。

津森は8回こそ、続く無死3塁のピンチを切り抜けたが、9回裏に味方の失策もあり一死2・3塁のピンチを迎える。

佛教大は4番・石井太尊(玉野光南)が2球目にスクイズを敢行。三塁走者が生還してサヨナラ勝ちを決めた。

3イニングを無安打で抑えた木下が勝ち投手となり、ラスト3イニングで3点差を逆転した佛教大が準決勝進出を果たし、東北福祉の連覇はならなかった。

全日本大学野球選手権ハイライト

準々決勝 東北福祉大学vs.佛教大学 ハイライト【全日本大学野球選手権2019】

◆試合結果
東北福祉|0 0 0 0 0 3 0 0 0 |3
佛教大学|0 0 0 0 0 0 1 2 1X|4

佛教大学:中山、○木下―坪倉
東北福祉:山野、●津森―岩崎、笹倉

文:大島和人

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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