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ニューヨーク・ヤンキースの田中将大が現地23日、敵地でのオリオールズ戦に先発登板し、6回を5安打1失点5奪三振と好投するも、救援投手が打たれたことで勝敗はつかず、4勝目は持ち越しとなった。
田中はこの試合で、2試合連続の打球直撃という災難に遭ったのが、『MLB.com』は同日付の記事でその様子を次のように報じている。
「マサヒロ・タナカに勝敗はつかなかったが、右腕は自身の出来に満足した。グラウンダー直撃で右スネに痣を作った前試合に続き、タナカはこの試合でも2回に再び恐怖を味わった。
リオ・ルイーズの放った初速102.3マイル(165キロ)のライナーがタナカの右人差し指に当たり、その後、グラブに当たったのである」。
幸い、田中は大事に至らなかったが、2試合続けて打球直撃という災難に遭いつつ、打球を受けながらも大きな怪我を負わずに済んだ田中。
これに対し、地元紙『デイリーニュース』は「マサヒロ・タナカはとてもついていないのか、あるいはとてもついているのか」という題名の記事を電子版に掲載。田中本人のコメントを交えながら、次のように報じている。 「マサヒロ・タナカは、最近続けてピッチャー返しの標的となっていることに対し、楽観的に構えようとしている。
ヤンキースの右腕は、ヤンキースが6-5でオリオールズに勝利した木曜の試合で、2回にリオ・ルイーズの放ったライナーのピッチャー返しを受けたのだが、これはここ2試合の先発で2度目のことだった」。
「半々だと思います。打球がスネに当たったり、今日のように当たったりするのは不運だと思います」と、タナカは通訳のシンゴ・ホリエを介して述べた。「同時に、大きなケガにつながらなかったので、幸運であるとも思っています」
「速度は分かりますか?102(マイル)?」とタナカはピッチャー返しの初速を聞いて笑った。「前の試合でスネに当たった時の方が断然速く感じました」。
「その通り」
「タナカは前試合で初速111マイルのグラウンダーを右スネに受けて降板したのである」。
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