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平均では87.6勝である。
それをたとえば88勝としても、エンゼルスは残り120試合で68勝52敗(勝率.566)なら、その「圏内」に達する計算だ。
こう書いてみると、「なんだ、勝率5割台やん」と、なんだかとても可能性があるように思われる。今年も圧倒的な感じが出てきたアストロズが現在、28勝15敗(勝率.651)であることを考えれば、「アストロズほどは頑張らんでもええやん」とさえ思えるから不思議なものだ。
もちろん、そんなに簡単な話ではない(と思う)。
アストロズに手が届かないのなら、敵はア・リーグ東地区2位ヤンキースや同3位のレッドソックス、中地区2位のインディアンス、そして同じ西地区2位のマリナーズらだ。
現在、勝率4割台後半から6割までの間を行ったり来たりするチーム=エンゼルスと同じ20勝台のチームとの競争になる。
大谷復帰で再び、メジャーリーグを見出したファンの皆様にとっては、まずは勝率5割復帰を目指すペナントレースのはじまりであるー。
ナガオ勝司
1965年京都生まれ。東京、長野、アメリカ合衆国アイオワ州、ロードアイランド州を経て、2005年よりイリノイ州に在住。訳書に米球界ステロイド暴露本「禁断の肉体改造」(ホゼ・カンセコ著 ベースボールマガジン社刊)がある。「BBWAA(全米野球記者協会)」会員
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