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野球 コラム 2019年5月5日

レアな記録「マダックス」を達成したのは「マダックスの再来」、カブスのヘンドリクス

Do ya love Baseball? by ナガオ勝司
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公式サイトによると、完投の球数が公式に記録され始めたのは最近のことらしく、最少記録は同じカブスのジョン・リーバー(彼もまた、球を動かすタイプの投手だった)が2001年5月のレッズ戦で1安打1四球の完封劇を演じた時の78球らしい。

ヘンドリクスの記録はそのリストの中では8位タイということになっている。

ちなみに非公式な最少記録は、Baseball Almanacによると1944年8月にマダックスが全盛期にプレーしたアトランタの前身ボストン・ブレーブスのチャールズ(通称レッド)・バレットが、シンシナティ・レッズ戦で達成した58球ということになっている。

9回2安打無四球というから、打者29人の各1打席辺り平均2球しか投じなかった勘定になる。所要時間は1時間15分だったらしい。

記録の信頼度はともかく、そのバレットが残したコメント(記録達成直後ではないと思われる)が、「マダックス」達成後のヘンドリクスのそれと、何となく共通しているのが面白い。

「I’d rather be lucky than good.(私はグッドであることよりも、幸運でありたい)」。

ナガオ勝司

ナガオ勝司

1965年京都生まれ。東京、長野、アメリカ合衆国アイオワ州、ロードアイランド州を経て、2005年よりイリノイ州に在住。訳書に米球界ステロイド暴露本「禁断の肉体改造」(ホゼ・カンセコ著 ベースボールマガジン社刊)がある。「BBWAA(全米野球記者協会)」会員

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