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野球 コラム 2019年4月9日

2019年のMLBはこう変わっている「将来は劇的なルール変更も」

MLBコラム by 豊浦 彰太郎
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「マウンド・ビジット」可能回数減

投手交代を伴わない捕手や監督・コーチのマウンド訪問は、昨季より1試合6度までと回数に上限が設定されたが、それが今季から5度に削減される。これも良いことだと思う。

なお、ここに紹介した2つの改定は、来季以降に控える大きな時短策の前奏曲だ。来季からは、投手は最低3人の打者に対戦し終えるか、イニングを終了させるか、このどちらかを満たさねば交代できない。これも致し方ないと思う。メジャーを愛してやまないぼくも、終盤の小刻みの投手交代とそれに伴う長いインターバルにはうんざりさせられることが多い。

トレード期限の一元化

これまでは、原則として7月末のトレード期限を過ぎても、抜け道的なトレード手段があった。それがウェイバー経由でのトレードだった。8月1日以降でも、一旦ウェイバーに掛けられどの球団からも獲得の声が挙がらなかった選手のトレードは可能だった。8月末までに加入した選手はその球団でポストシーズンへの出場資格が得られるため、8月末が実質的なトレード期限になっていた。2017年の8月末にタイガースから移籍し、そこからの獅子奮迅の活躍でアストロズ初の世界一の原動力になったジャスティン・バーランダーのケースは、その代表的な成功例だと言える。今後もウェーバーは可能だが、それをクリアした選手のトレードは不可、となる。

基本的にはこれも歓迎すべきことだ。何にしても、「抜け道」があるのは良くないからだ。

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