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野球 コラム 2019年3月24日

侍ジャパンvs.メキシコ代表、未来のエースと大砲候補の舞台裏

野球好きコラム by 松山 ようこ
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◆筒香にも似た雰囲気、将来の4番候補の村上が攻守で活躍へ

一方、2年目の村上は、多くの専門家が熱視線を贈っている大砲候補。構えやタイプなどが、筒香嘉智(横浜DeNA)に似ていると、もっぱらの噂だ。

1年目の昨季、1軍出場は6試合にとどまったものの、9月18日のプロ初打席で初ホームランを放つなど、ドラフト1位の期待に応えた鮮烈デビューを飾っている。

村上も最年少にして、取材対応は落ち着きはらったもの。第1戦では、代表初ヒットと守備でもファインプレーの活躍をみせたが、その前には悪送球も。

ほろ苦さの残る代表デビューとなり、試合後は、「まずは守備のミスをしっかりと見つめ直したい」「良い時と悪い時もあると思うので、一つ一つ何が悪かったかを反省して次に生かしたい」と明かしていた。

高校までは捕手。打撃を買われて内野に転向したばかりだ。第1戦での悪送球も失点につながることはなかったが、国際大会では一つのミスが敗戦につながりかねない。三木プロデューサーは言う。

「一発勝負ではエラーは命取り。あとでファインプレーしても帳消しにならないこともありうる。もちろん、稲葉監督は、若い選手が萎縮しないよう『失敗を恐れず、前を向いて行こう』『チャレンジしたことが良い』と背中を押してはいますが、若い選手たちは危機感を持ってやっているようでした」。

「村上選手も、2試合連続でスタメンに選ばれたけれど、後がないぐらいの気持ちで彼はやるような雰囲気を持っていました」。

若手選手にとっては、強化試合は“テスト”だった。この中から、秋のプレミア12や東京オリンピックに選ばれる選手は多くない。それだけに、プレッシャーや緊張は相当にあったと想像される。それでも、稲葉監督はこう明かしていた。

「侍ジャパンのユニフォームを来て、期待とプレッシャーのなかにあっても、力を発揮できる選手だけを選びました」。

若い実力者たちは、期待とプレッシャーにどう向き合い、表舞台へと臨んでいたのか。密着ドキュメンタリーのシリーズ続編に乞うご期待。

◆結束!侍ジャパン #46
※日本で開催されたメキシコとの強化試合を特集
・3月25日(月)午後7:00~午後7:30 J SPORTS 1で初回放送
★リピート放送多数、放送予定はこちらから

松山ようこ

松山 ようこ

フリーランス翻訳者・ライター。スポーツやエンターテイメント関連コンテンツの字幕翻訳をはじめ、Webコンテンツ、関連ニュース、企業資料などの翻訳や制作を請け負う。J SPORTSでは、主にMLBや侍ジャパンのほか、2015シーズンより楽天イーグルスを取材し、コラムやインタビュー記事を担当。野球の他にも、幅広くスポーツ選手はじめ著名人を取材。Twitter @yokobooboo

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