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野球 コラム 2019年2月10日

追悼・フランク・ロビンソンとジャッキー・ロビンソン

Do ya love Baseball? by ナガオ勝司
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後の殿堂入り選手ウラディミール・ゲレーロ外野手や二年連続二桁勝利を挙げた大家友和投手(現DeNA二軍投手コーチ)など粒ぞろいで、前年(2001年)まで5年連続負け越しのチームを、ロビンソン監督は二年連続で勝ち越しに導いている。

いわゆる「オールドスクール」な采配について特に書くことはないが、私に言えるのは、ロビンソン監督がメジャーリーグの歴史の中で重要な位置づけになっていることを象徴する出来事が取材現場で数多くあったということだ。

いつだったか、キャンプ中に毎朝行われる定例会見の折、地元記者が「近頃、アフリカ系アメリカ人監督が増えないどころか、選手が少なくなっていることに危惧はあるのか?」というような質問をした時、ロビンソン監督が、こう言ったのをよく覚えている。

「アフリカ系アメリカ人が、野球よりフットボールやバスケットボールに夢中になっているのは残念なことだが、私だって若い頃はバスケットボールに夢中になっていた。ただ、当時の我々はジャッキーが開けたドアを閉じないように、とも考えていたんだよ……真面目にね」

その数日後、ナイトゲームを取材した後、エクスポズのクラブハウスの前でポツンと立っていたジャイアンツのダスティー・ベイカー監督(当時)に出くわした。

ビジターチームとしてモントオールに来ていたベイカー監督は、カジュアルな私服姿でロビンソン監督の帰りをじっと待っていた。選手が帰宅した後の人気のない廊下で雑談中、彼はこう教えてくれた。

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