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野球 コラム 2018年12月30日

【侍ジャパン2018年振り返り】秋山翔吾、柳田悠岐、甲斐拓也のプロ意識と松井秀喜コーチの本気。日米野球の舞台裏

野球好きコラム by 松山 ようこ
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◆本気スイッチの入った松井秀喜コーチ

こうした日本人選手のある種の真面目さを、マッティングリー監督は昔から知っている。

かねてより日本野球、そして王貞治のファンでもあったという同監督は、ニューヨークではコーチをしている時に松井コーチと、マーリンズで監督をしている時にはイチローと時を過ごしているのだ。記者会見では、こんな熱のある言葉を綴った。

「私は、彼らがどれほど努力を重ね、気持ちを抱いて野球に取り組んでいるかを間近で見ることができました。そうした野球愛、心構え、姿勢、基礎がしっかりとしているところは、私たちにもとてもいい影響を与えてくれると思っています」。

「また、私が最初に日本の野球選手に触れたのは19歳のこと。教育リーグフロリダでやっていた時ですが、この時も日本人は熱心に取り組んでいたことを覚えています。すごいものだと思いました。だからこそ、彼らが後に成功するのを見ても、同様の印象を受けているのです」。

続けて、いかに松井コーチが帯同していることを心強く思っているかということも伝えると、すぐ横で、松井コーチはくすぐったそうに、「ファーストベースコーチは経験がないので、非常に心配です」と笑いを誘った。

だからこそ、松井コーチも変わらぬ「気持ちを抱いて野球に取り組んだ」。東京ドームでは、いち早くスタメンを知ろうと動いていた松井コーチの姿が見られたのだ。

もっとも、対策をさせないためか、稲葉ジャパンが決断を下すのはいつもギリギリだったのだが。

結果としては日本が大勝したイメージが強いが、裏では両チームともに「勝利」を求め、「熱」のこもったやり取りが起きていたのだ。

◆「結束!侍ジャパン #43」
・12月31日(月)午後7:00~午後7:30 J SPORTS 1で初回放送
※日本で開催されたJAPAN ALL STAR SERIES「2018日米野球」を特集

松山ようこ

松山 ようこ

フリーランス翻訳者・ライター。スポーツやエンターテイメント関連コンテンツの字幕翻訳をはじめ、Webコンテンツ、関連ニュース、企業資料などの翻訳や制作を請け負う。J SPORTSでは、主にMLBや侍ジャパンのほか、2015シーズンより楽天イーグルスを取材し、コラムやインタビュー記事を担当。野球の他にも、幅広くスポーツ選手はじめ著名人を取材。Twitter @yokobooboo

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