人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
◆饒舌にマスコミ対応する山川、言葉少なの岡本。スランプの裏で起きていたこととは
今大会では、侍ジャパンの「新・4番」として招集された2人の大砲がいる。47本塁打で本塁打王となった山川穂高(西武)と、史上最年少22歳にして、3割30本100打点を記録した岡本和真(巨人)だ。
だが、メジャー投手陣の独特の動くボールや、力のあるボールになかなか対応できずに苦しんでいた。
対照的にシーズン中と変わらぬ打棒を奮っていたのが、柳田悠岐(ソフトバンク)だ。
初戦にバックスクリーンへの逆転サヨナラ2ランを放った衝撃から、相手MLB選抜チームも徹底マークをしたものの、好調は止まらない。メジャー首脳陣や選手らも手放しで褒め称えていた。
そうしたなか、山川は苦しみながらも、普段どおりに快活にメディアに対応していた。不調の要因と改善案を尋ねると、身振りを交えて語った。
「普段、自分はこうフラットスイングしているんですが、それじゃ打ち損じる。柳田さん、見てたらわかるじゃないですか。ああいう(アッパースイングの)イメージで修正してます」。
「もちろん、シーズン中はしないこと。でも、ここでは結果を出さないといけない。初めての試みですが、結果にこだわりたいので」。
一方、メディアにあまり多くを語らなかった岡本も動き出す…。カメラが捉えた、はにかんだ笑顔や若き主砲2人のやり取りもみどころだ。
ちなみに個人的には山川が気合いを入れるために、ある選手にビンタをお願いするというシーンがとても好きだ。
「チームの雰囲気」を重視した稲葉監督らしい、エネルギーに満ちた結束が伝わる。ベテランも若手も、それぞれの好不調も、全員が「この決戦で結果を出す」というベクトルのもと、切磋琢磨する姿がそこにあった。
◆「結束!侍ジャパン #43」
・12月31日(月)午後7:00~午後7:30 J SPORTS 1で初回放送
※日本で開催されたJAPAN ALL STAR SERIES「2018日米野球」を特集
松山 ようこ
フリーランス翻訳者・ライター。スポーツやエンターテイメント関連コンテンツの字幕翻訳をはじめ、Webコンテンツ、関連ニュース、企業資料などの翻訳や制作を請け負う。J SPORTSでは、主にMLBや侍ジャパンのほか、2015シーズンより楽天イーグルスを取材し、コラムやインタビュー記事を担当。野球の他にも、幅広くスポーツ選手はじめ著名人を取材。Twitter @yokobooboo
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
J SPORTS STADIUM2024 広島 vs. 横浜DeNA(04/16)
4月16日 午後5:55〜
-
J SPORTS STADIUM2024 広島 vs. 横浜DeNA(04/17)
4月17日 午後5:55〜
-
J SPORTS STADIUM2024 中日 vs. 阪神(04/13)
4月13日 午後1:55〜
-
J SPORTS STADIUM2024 中日 vs. 東京ヤクルト(04/16)
4月16日 午後5:55〜
-
J SPORTS STADIUM2024 中日 vs. 阪神(04/12)
4月12日 午後5:55〜
-
J SPORTS STADIUM2024 中日 vs. 阪神(04/14)
4月14日 午後1:25〜
-
J SPORTS STADIUM2024 中日 vs. 東京ヤクルト(04/17)
4月17日 午後5:55〜
-
J SPORTS STADIUM2024 広島 vs. 中日(04/07)
4月7日 午後1:25〜
J SPORTSで
野球を応援しよう!