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野球 コラム 2018年11月13日

【オリックス好き】西村新監督は伝統的な「走」のチームを機能させられるか

野球好きコラム by 藤原 彬
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バファローズは11月2日から、高知市東部球場で秋季キャンプを行っている。2015年6月から指揮を執った福良淳一前監督が退任し、チームは西村徳文新監督の下、新体制で来季に臨むことになった。

西村監督といえば走塁のイメージが強い。マリーンズ一筋16年の現役時代は1985年から6年連続30盗塁以上を記録し、86年からは4年連続でタイトルを獲得した(盗塁数は36→41→55→42)。1990年には打率.338で首位打者にも輝いている。

となれば、期待したくなるのは、依然としてチームのアキレス腱である「打てて走れるテーブルセッター」の確立だろう。

初めて西村監督が正式に指揮を執った2010年、前年5位から3位へと順位を上げたマリーンズで1番を務めたのが西岡剛だった。

この年は206安打を放って打率.346で首位打者となり、出塁率.423、22盗塁と打線をリード。打線はリーグ最多の708得点を挙げて、前年から82得点の上乗せに成功している。

チーム打率.275はリーグトップながらリーグ平均.270と大差なく、本塁打の最多は金泰均(キム・テギュン)の21本でしかなかった。

ポイントは、ともにリーグ最高の546四球と出塁率.352を記録していたことだ。リーグ1位の98個を選んでいた井口資仁を筆頭に、チームからは5人の選手が四球で上位10傑入りしている。

逆に、今季のバファローズ打線はリーグワーストの396四球でしかなかった。若手1人に当時の西岡ほどの成績を望むのは酷だけに、チーム全体でこの数字を高めていきたい。

また、今季のバファローズは盗塁を前年の33から97まで増やした。西村監督は就任会見で「足も使える攻撃ももっと考えていきたい」と語っているように、盗塁以外でも足を絡めた仕掛けのオプションをまだ用意していそうだ。

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