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野球 コラム 2018年11月11日

新日鐵住金鹿島、JFE西日本、三菱重工名古屋、東芝の4強が激突、社会人野球日本選手権大会

野球好きコラム by 大島 和人
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◆準決勝第2試合:三菱重工名古屋vs.東芝

三菱重工名古屋は1回戦でカナフレックス、2回戦でJR東日本東北、準々決勝でHonda鈴鹿を下しての勝ち上がり。

準々決勝では右腕・服部拳児が好投し、2失点(自責点1)の完投勝利。地元中日から3位指名を受けた勝野昌慶を温存して、準決勝進出を果たした。

勝野は土岐商業高から入社して3年目で、183センチ・89キロと恵まれた体格を持つ最速152キロの本格派。右腕の振りがしなやかで、カットボール気味に滑る“くせ球”が持ち味だ。

仮に登板すれば2回戦から中2日だが、大会も大詰め。最後は力を出し尽くし「結果」を出してプロ入りしたいはずだ。

打線は2番・ショートの秋利雄祐が、13打数3安打ながら4打点を記録し、3試合連続で打点を挙げている。彼の「勝負強さ」も勝ち上がりの一因だ。

また、投手陣をリードで支え、準々決勝で2安打を放っている6番・捕手の安田亮太は安田尚憲(千葉ロッテ)の兄。弟は先日のU-23ワールドカップでMVPに輝いたが、兄の活躍にも期待したい。

東芝は1回戦で三菱重工神戸・高砂、2回戦でJR東海、準々決勝で新日鐵住金広畑を下しての勝ち上がり。

準々決勝は新人で社会人の全国大会は初登板だった本格派右腕・宮川哲が好投。8回途中まで投げて自責点3とよく試合を作り、勝ち投手になっている。

1回戦で完封勝利を挙げている岡野祐一郎は、9日の2回戦でも5回途中まで投げている。準決勝は変則派左腕・福本翼など、リリーフ陣の投球がカギになるだろう。

準々決勝の3回に試合を大きく左右する満塁本塁打を放ったのが3番・セカンドの松本幸一郎。名門・横浜高で1年夏から定位置を掴み、3年次は1学年下の筒香嘉智と3番4番を組んでいた。

立教大、東芝でも常に主力を担っている「エリート」だが、彼の打棒と経験が優勝にむけてチームの大きな助けとなるだろう。

◆第44回社会人野球日本選手権大会 準決勝放送予定
・11月11日(日)午後0:55~
・第1試合:新日鐵住金鹿島 vs. JFE西日本
・第2試合:三菱重工名古屋 vs. 東芝
※J SPORTS 1で生中継、J SPORTSオンデマンドでLIVE配信

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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