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第2回 WBSC U-23ワールドカップに参加中の侍ジャパンU-23代表は、オープニングラウンドのA組を5戦全勝で突破していた。
B組の「3強」と対戦するスーパーラウンドも3連勝で終え、8連勝で29日の決勝戦に臨む。決勝戦の相手はメキシコで、午前9時(以下日本時間)の開始だ。
韓国 0 0 0 0 0 0 2 0 0|2日本 1 0 0 0 0 2 0 0 X|3
26日のスーパーラウンド第1戦・韓国戦は苦しい展開となった。日本は1回表に4番・内田靖人(東北楽天)の左前タイムリーで先制したものの、その後は2回、3回とピンチの連続。
しかし、2回はライト周東佑京(福岡ソフトバンク)が強肩で打者を2塁で刺し、3回も先発・山崎颯一郎(オリックス)の牽制などで無死1、2塁のピンチを脱した。
日本は5回にも無死2塁のピンチを迎えるが、ここも周東の本塁好返球でピンチを脱する。6回に4番・内田が2ラン本塁打を放ち、3-0と点差を広げて一息ついた。
それでも7回表には、4番手の左腕・塹江敦哉(広島)が3連続四死球で押し出しを与え、変わった長井良太(広島)も死球で、韓国に2つ目の押し出しを献上。3-2と1点差に迫られる。
ただ、8回表に迎えた同点のピンチは、周東が好返球で二塁走者の本塁生還を阻んだ。周東は普段の足でなく、この試合は「肩」で貢献。3刺殺を記録する大活躍で勝利の立役者となった。4番・サードの内田も3打点で、勝負強さを発揮している。
日本は6投手の継投で苦闘を乗り切り、3-2で韓国を撃破。スーパーラウンドの初戦をものにした。
ベネ 3 0 0 0 0 0 0 0 0|3日本 2 0 1 0 0 0 0 3 X|6
27日のスーパーラウンド第2戦・ベネズエラ戦も難しい試合となる。日本は1回表二死から先発・種市篤暉(千葉ロッテ)が先制3ランを浴び、3点ビハインドを負う。
しかし、1回裏二死満塁から、この大会初先発の6番・原澤健人(SUBARU)の左前タイムリー。2-3と1点差にすると、3回にも原澤がタイムリーを放って同点とする。
その後は膠着状態が続いたものの、8回に日本は試合を決めた。日本は4番・内田が出塁すると、長距離打者の5番・安田尚憲(千葉ロッテ)がバント。
6番・原澤は申告敬遠で出塁して一死1、2塁とチャンスを迎える。ここで7番・堀内謙伍(東北楽天)が3ラン本塁打を放ち、試合を決定づけた。
先発・種市も2回以降は立ち直り、9回途中に降板するまでコロンビア打線を零封。6-3と勝利した日本は、スーパーラウンド2連勝で、1試合を残して決勝進出を決めた。
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