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野球 コラム 2018年10月4日

打倒ヤンキースの急先鋒に指名されたのは、オーストラリア出身の救援投手

Do ya love Baseball? by ナガオ勝司
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「リアム(・ヘンドリクス)はその役割をうまくやった。彼を先発させるのは理に適ってると思う。リアムの後に誰を投げさせるのかは決めている最中だよ」

日本が2度目の優勝を果たした2009年のWBCオーストラリア代表でもある29歳は、先発の重圧など何のその、逆に中継ぎから解放されたことについて、のん気にこう話している。

「準備していたようで、準備していなかったような。いつもと違わないようにしていただけ。昨日、救援したみたいに普通に過ごしていただけなんだ。六回や七回や八回に投げないんだから、安心したよ」

英語版ウィキペディアによると、ヘンドリクスの父はオージー・フットボールの選手だったそうで、リアム自身も同じチームの選手になるチャンスがあったのにツインズとマイナー契約。2011年にメジャー・デビューを果たした。当時の彼は先発投手で、ロイヤルズからブルージェイズと移籍する過程で救援に転向したそうだ。現在、メジャー通算12勝22敗で防御率4.72である。245試合に投げて先発は42試合のみだ。

今季は9月1日のマリナーズ戦に始まり、計8試合(すべて9月)に先発して最長でも1.2イニング、そのほとんどが1イニングで降板している。アスレチックスが当時から、ワイルドカード・ゲームを意識して彼を先発させていたとは思わないが、実はその内の1試合は9月4日のヤンキース戦である。

その日、ヘンドリクスは1番ガードナー、2番スタントン、3番マカッチェンを空振り三振、右飛、二ゴロに仕留めて序盤の「流れを作った」。ヤンキースは2番手ダニエル・メンデンにも苦戦して、六回途中までわずか2安打に抑えられた。結果的には終盤に5点を奪ったヤンキースが逆転勝ちしたのだが、七回に同点に追いつくまでの間、ヤンキース打線は沈黙し続けた。

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