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野球 コラム 2018年9月27日

元オリックスの平野佳寿がメジャーリーグ1年目に積み上げたもの

Do ya love Baseball? by ナガオ勝司
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それまでの最多は2004年の大塚晶則(当時パドレス)、2013年の上原浩治(当時レッドソックス)両投手の73試合だった。その上原が新記録の後、自身のツイッターでこう呟いている。

「平野君に抜かれたかぁ (^^;; でも、平野君なら嬉しいな。日本人最多登板… おめでとう!!」

その上原はレッドソックス時代、その他大勢の中継ぎ投手からメジャー屈指の救援投手になるプロセスの中で「中継ぎの苦しみはやった者にしか分からない」ときっぱり言ったことがある。平野も間違いなく、その感覚を共有できる一人だろう。

「毎試合、余裕があったわけでもないし、いつ、こうやって点を取られるか分からない(3分の2イニングを投げ、2安打2四死球、3失点)。毎日、必死で投げた結果です」

34歳の新人は最初から、期待されていた。それはレッドソックス時代の上原を知るトレイ・ロブロ監督のキャンプ中の言葉からも明らかだった。

「どういう風な起用法になるのかはまだ分からないが、彼にはコージと同じフォークボールという武器がある。試合の状況、相手打者の傾向にも関係してくるが、試合終盤に投げることは間違いない」

終盤に大失速して優勝戦線から外れたダイヤモンドバックスだが、平野はチーム状態がどうであれ関係なく、彼自身が言う通り「必死で投げ続けた」。

彼がメジャーで成功した理由は、とてもシンプルだ。

速球の切れや制球力、フォークボールという武器? いや、それだけじゃない。

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