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野球 コラム 2018年9月26日

中学最速150km投手を攻略した宮崎県選抜が優勝。全国中学生野球

野球好きコラム by 大島 和人
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◆決勝戦
オール茨城┃000|000|0┃0
宮崎県選抜┃100|000|0┃1

宮崎:夏田-大山
茨城:志田、石井-川井

直後に行われた決勝戦は宮崎が夏田、茨城は左腕・志田有翼の先発でスタート。この大会は「1日7イニング以内」という投球回数制限を設けているが、サスペンデットゲームとなったことにより、最終日はこの制限が解除された。

1回表。宮崎は盗塁を絡めて二死2塁とすると、4番・峯田椋馬の三塁線を破るタイムリー安打で先制。

「ストレートだけ張って、気を楽にして打ちました」(峯田)という狙いから、フルスイングで引っ張った打球が先制点につながった。

茨城の先発・志田は球威、変化球とも素晴らしく、その後は終盤まで宮崎の反撃を許さない。

しかし、宮は夏田が準決勝に続いて好投を見せる。夏田は181センチ・75キロの体格に恵まれつつ、しなやかなスリークォーターのフォームから、手元で動く変化球を駆使していた。

夏田は準決勝の4イニングと合わせて11イニングを投げ切り、決勝戦も完封勝利を挙げた(※今大会は3試合全てで完封)。

松下幸政監督は試合後に「行けるところまで行けと言ったら、こういう形になりました」と説明していたが、最後まで投球内容に陰りは見えなかった。

今回の宮崎県選抜はセレクションが遅れ、旅費などの関係で選手数も14名と他チームより少ない編成だった。

また、サスペンデットゲームにより、日程面の難しさもあった。しかし、バント、走塁など野球の上手さでそのハンデを克服し、優勝を飾っている。

★全国中学生都道府県対抗野球大会
・準々決勝~決勝を、J SPORTSオンデマンドで配信中

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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