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野球 コラム 2018年9月25日

20歳にして高い完成度、日米野球が楽しみなロナルド・アクーニャ

MLB nation by 豊浦 彰太郎
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そのアクーニャは、スプリング・トレーニングでも打率.432、OPS1.247と文句ない成績を残した。しかし、ブレーブスは4月25日まで彼を昇格させなかった。これはメジャーでは良くあることなのだが、初年度の登録日数を調整することにより、FA権取得年を遅らせるための措置だ。そして、昇格後は打ちまくった。9月22日現在、104試合の出場で、打率.290、26本塁打、58打点、14盗塁。出塁率も.365と高い。

そして、特筆すべきは成長の早さ、適応力の高さだ。マイナーでのOPSはルーキーリーグ在籍の2015年年は.818、ルーキーリーグと1Aの2016年は.821、1Aから3Aまで登り詰めた2017年は.896、そして今季はメジャーで.928と、階級を上げるごとに上昇しているのだ。それはメジャー昇格後も同様で、球宴前後ではそれぞれ.742と1.057で、球宴後の19本塁打は両リーグでも第3位だ。また、三振率は30.4%から21.7%へ低下し、四球率は逆に6.5%から12.0%に上昇しており、OPSや本塁打数のアップはフロックではなく、打席でのクオリティそのものが向上していることが分かる。メジャーでの場数が増えると、対戦相手から徹底的に研究され弱点と思われるところを突かれるものだが、アクーニャの日々の成長はそれを上回っているのだ。

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