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野球 コラム 2018年9月25日

米国のプロ野球は、被災地での救済活動に勤しむ軍隊を日常的に称える

Do ya love Baseball? by ナガオ勝司
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メジャーリーグ30球団×公式戦162試合=計4,860試合が行われる間、日常的に「世の中を支える人々」への感謝が溢れている。

不思議なもので、そういう光景を毎日、目にしていると、米国人でもないのに米国の軍人や警察や消防、あるいは学校の先生や慈善活動を行う人々に対して感謝の気持ちが芽生えてくる。

メジャーリーグの試合前のイベントと言えば、大統領や芸能人が登場して始球式だの国歌斉唱だのを行うものだという印象もあるが、それらはほんの一部に過ぎない。

心が和む派手な始球式や国歌斉唱はエンターテイメント(娯楽)としては大事だけれど、それらは社会的には重要なことではない。メジャーリーグは社会に貢献している人々へ「感謝の意」を表することで、社会貢献をすることが重要だと考えているのだと思う。

日本でも台風や地震の被害に遭った人々が大勢いると聞く。

それらの自然災害が起これば、必ず自衛隊をはじめ、大勢の人々が救援活動を行うことになると思う。それらの人々が国歌斉唱や始球式のように日常的に、プロ野球の試合前のイベントなどでTribute(賛辞)され、一般の人々に広くRecognize(認識)されていれば素晴らしいことだと思う。

もしも、まだそういったイベントが日常的に行われていなければ、いつの日か、プロ野球という「娯楽」の真っ只中で、社会に貢献している人々が、毎日のようにTribute(賛辞)とRecognize(認識)されればいいのになと、心から思う。

ナガオ勝司

ナガオ勝司

1965年京都生まれ。東京、長野、アメリカ合衆国アイオワ州、ロードアイランド州を経て、2005年よりイリノイ州に在住。訳書に米球界ステロイド暴露本「禁断の肉体改造」(ホゼ・カンセコ著 ベースボールマガジン社刊)がある。「BBWAA(全米野球記者協会)」会員

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