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野球 コラム 2018年9月25日

米国のプロ野球は、被災地での救済活動に勤しむ軍隊を日常的に称える

Do ya love Baseball? by ナガオ勝司
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かつてはレヴィー元伍長のように「ニュース性の高い物語を持った軍人」だけが招かれていたが、今では「観客の中におられる軍人の皆様、立ち上がってください。彼らに拍手を送りましょう」という場内アナウンスが行われるようになった。

たまたま観客として試合を見に来ていた新旧様々な世代の軍人も、野球関係者の気持ちとして称えられるようになったのだ。

それは「Our Heroes=我らが英雄」に対するTribute(賛辞)であると同時に、彼らをRecognize(認識)する大事なイベントとなっている。

メジャーリーグの球場にいるすべての人々が、それらのイベントを通じて自然と「戦争や災害時に、誰が国民のために働いているのか?」と認識するのだ。

そういうイベントが行われると、選手たちも参加してこう言う。

「我々野球選手はファンから応援されるものだが、本当に応援されるべきは、彼らのような本当の英雄なんだ」

去年、ヒューストンでハリケーン被害があった時も同じだった。

被災地の救援活動に従事した軍人たちが、ハリケーン被害で中止になっていた試合が再開された日に招かれて、観客から拍手を送られた。彼らは「リアルタイム」で救援活動を行ったばかりであり、その労を労われて野球場に招かれたのだ。

メジャーリーグはその際、被災地に多額の寄付金をしたことを発表したが、同時に救済活動に関わったすべての人々にはっきりと、感謝の意を表したわけだ。

考えてみれば、メジャーリーグのTribute(賛辞)とRecognize(認識)のイベントは、軍人に対してだけではなく、警察や消防、学校の先生や様々な慈善事業に従事する人々に対しても行われている。

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