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野球 コラム 2018年9月10日

トム・ハンクスやジュリア・ロバーツに負けないメジャーリーガー

Do ya love Baseball? by ナガオ勝司
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黙とうではないので、目を瞑ることはないが、それぞれの思いを持ってプラカードを掲げると場内が独特の雰囲気になって静寂に包まれる。性別や年齢や人種の違いなんて簡単に乗り越えてしまう。年齢や国籍や言語の違いも簡単に乗り超えてしまう。それは皆の気持ちが一つになっていることを実感できる瞬間だ。

昨年のワールドシリーズで、メジャーリーグのロブ・マンフレッド・コミッショナーはこう言った。

「ファンの人々や球団、選手たちの素晴らしい協力を得て、ベースボールは今まで通り、これからもこの困難な病と闘い続けていきます」

MLBは元々、父の日には「直腸癌」、母の日には「乳癌」と関連付けて癌患者や研究団体を支援してきた。チーム単独、選手単独で行われるイベントも多く、「癌と闘う」ことが他の慈善事業と少し違っているのを実感する。

それは松井秀喜氏のヤンキース時代の監督・ジョートーリや、松坂大輔(現中日)のレッドソックス時代の同僚マイク・ロウェル内野手のように、野球界に「癌から生還した」選手や監督が決して少なくないからだと思う。

今年八月には、史上初めて癌を克服した2人の投手が、メジャーリーグの小石汽船で先発投手として投げ合った。その内の一人で2016年の11月に精巣癌の治療をしたロッキーズの29歳、チャド・べティス投手はMLBネットワークの特集番組でこう話している。

「自分が癌を患っていることを話さない選択もあるけど、むしろ、僕や僕の家族がした経験を積極的に話して、この病と闘うためには周囲の理解とサポートが必要なんだと、患者やその家族に分かって貰うことが大事なんだと思っている」

その中の一人が、2017年の5月に精巣癌の手術をしたパイレーツの26歳、ジェームソン・タイロン投手だった。同じ番組の中で彼はこう言っている。

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