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野球 コラム 2018年7月29日

白旗を上げる寸前のエンゼルスを傍目に、今季のメジャーリーグが最高に面白い理由

Do ya love Baseball? by ナガオ勝司
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ナ・リーグ東地区では前半終了時48勝48敗(勝率.500)のナショナルズを含む3強の対決。同西地区でもジャイアンツに加え、前田健太投手のいるドジャース、平野佳寿投手のいるダイヤモンドバックス、そしてロッキーズの4強対決となっている。2枚あるワイルドカードを考えると、安泰そうに見えるのはア・リーグ中地区のインディアンスぐらいだ。他の両リーグ5地区はすべて、最後の最後までペナントレースが見逃せない状況になっている。

 

寂しいシーズンになりそうなのはエンゼルスだけじゃない。主砲マチャドをドジャースに放出したオリオールズ、左腕J.A.ハップをヤンキースに放出したブルージェイズ、勝率5割以下に沈むア・リーグ中地区の4球団と数多い。さらにエース左腕コール・ハメルズをカブスに放出したレンジャーズ、冬の間に優勝を意識した補強をしなかったマーリンズやレッズ、いくら連勝しても優勝圏外にあるパイレーツ、抑え役のヘウリス・ファミリアをアスレチックスに放出したメッツの12球団がすでに「白旗」を上げている。

大谷翔平を通じてメジャーリーグに接した人々にとっては残念な状況になったが、東からヤンキース=田中、カブス=ダルビッシュ、ダイヤモンドバックス=平野、ドジャース=前田と日本人メジャーリーガーがプレーしているチームが数多く優勝争いに残っていることが有り難い。現役メジャーではないが、マリナーズにも岩隈とイチローがいて注目すべき価値はある。

2018年も残り60試合足らず。白熱するペナントレースを見届けて欲しい。

ナガオ勝司

ナガオ勝司

1965年京都生まれ。東京、長野、アメリカ合衆国アイオワ州、ロードアイランド州を経て、2005年よりイリノイ州に在住。訳書に米球界ステロイド暴露本「禁断の肉体改造」(ホゼ・カンセコ著 ベースボールマガジン社刊)がある。「BBWAA(全米野球記者協会)」会員

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