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野球 コラム 2018年7月24日

【都市対抗】1点差の接戦を制し、大阪ガスと三菱重工神戸・高砂が決勝進出

野球好きコラム by 大島 和人
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第2試合は近畿第1代表の三菱重工神戸・高砂(神戸市・高砂市)が、セガサミー(東京都)を1-0で下している。

三菱重工神戸・高砂は7月20日の2回戦で完封勝利を挙げている藤井貴之、セガサミーは22日の準々決勝で6イニング投げた森脇亮介が先発。

三菱重工神戸・高砂は1回裏、1死から2番・和氣暉親が内野安打で出塁すると、3番・原田拓実がライト前安打で続いて1・3塁のチャンス。すると2死から5番・皆川仁がレフト前タイムリー安打を放って幸先よく先制する。

4回裏にも、三菱重工神戸・高砂は左腕・横田哲を捉え、無死1・2塁のチャンスを迎える。セガサミーの初芝清監督は打者2人で横田を諦め、3番手の陶久亮太を投入。

すると、三菱重工神戸・高砂は1死2・3塁から9番・渡邊祥平、1番・津野祐貴と連続三振に打ち取られ、追加点を奪えない。

三菱重工神戸・高砂は、5回裏にも無死2塁のチャンスを迎えたが、3番・原田拓実の強烈なセンター返しは陶久亮太のグラブにすっぽり。ピッチャーライナー併殺で走者を消してしまう。

さらに6回裏にもセガサミーの4番手・田中太1の制球に乱れを突き、無死1・2塁のチャンス。しかし5番手投手・石垣永悟、6番手投手・氏家優悟を打ち崩せない。

すると9回表、ここまでほぼ完璧な投球を見せていた藤井貴之がピンチを迎える。

セガサミーは代打・江藤圭樹がファウルで粘り、藤井に計10球以上を投げさせて四球を選ぶ。4番・根岸晃太郎はバントで送れず三振に終わったが、5番・赤堀大智がセンター前安打。1死1・3塁のチャンスを迎えた。

3塁側のセガサミー応援席は総立ち。オリジナル応援曲「輝彦」が大音量で演奏され、今日1の盛り上がりを見せていた。

しかし、ベテランの藤井貴之は落ち着きを失わない。6番・新城拓を空振り三振に打ち取ると、7番・宮川和人のサードゴロも1塁間一髪アウト!藤井貴之は2回戦に続く完封勝利を挙げた。

三菱重工神戸・高砂が藤井貴之、原田拓実、皆川仁という「日本生命補強トリオ」の活躍もあり、接戦を制して決勝進出を決めた。三菱重工神戸・高砂の投手陣は4試合でわずか1失点。エースの守安玲緒を温存して、準決勝を終えたことも大きな収穫だろう。

24日の決勝戦は18時開始。近畿第1代表の三菱重工神戸・高砂(神戸市・高砂市)と近畿第2代表・大阪ガス(大阪市)による、初優勝を懸けた近畿対決となった。

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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