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第89回都市対抗野球大会は7月21日(土)が大会9日目。2回戦2試合と、準々決勝1試合が行われた。第1試合はセガサミー(東京都)が、JR四国(高松市)を7-1で下している。
セガサミーは1回裏、3番・須田凌平のセンター前タイムリー安打で1点を先制。4回には8番・吉田大成の相手ショートのグラブを弾くタイムリー内野安打で、リードを2点に広げる。
JR四国も5回表にセガサミーの左腕・氏家優悟を捉え、2死3塁から9番・岩見昂がレフト前タイムリー安打。1点差に追い上げたが、続く2死満塁のチャンスは2番手の右腕・陶久亮太に抑えられた。
JR四国は菊地大樹、濱口雄大、岡田律といった若手投手が、いずれも140キロ台の速球を投げた一方で、粗さも露呈。四死球8個をセガサミーに献上してしまった。
セガサミーは5回裏に3四球から1死満塁のチャンスを作ると、6番・北阪真規がライト前にタイムリー安打。7番・宮川和人もセンター犠牲フライで続き、4-1とする。その後も6回に2点、8回に1点を加えて試合を決めた
大きくリードを奪ったセガサミーはエースの森脇亮介を温存しつつ、普段は出番が少ない投手に東京ドームを経験させていく。
8回には元読売ジャイアンツの右サイドハンド田中太一が登板し、最速153キロの速球で場内を沸かせた。
9回に登板した右腕・石垣永悟も140キロ台後半の速球とスライダーで1イニングを零封している。セガサミーがJR四国に快勝し、初のベスト8入りを決めた。
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