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野球 コラム 2018年7月15日

マエケン、平野、田中、ダル、岩隈は「買い手」、大谷や牧田は「売り手」のチームという現状

Do ya love Baseball? by ナガオ勝司
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元オリックスの平野佳寿投手が救援投手陣で重要な役割を果たしているダイヤモンドバックスは昨夏、タイガースからJ,D.マルティネス外野手(現レッドソックス)を補強してワールドカードを獲得した。傘下のファーム組織に抱える若手選手を交換要員に差し出す覚悟はできているはずだ。現地7月12日(以下同様)、救援投手陣のチーム防御率がリーグ最高の2.88、先発投手陣の防御率が同9位の4.18で、先発、救援併せてもリーグ4位のチーム防御率3.66と補強ポイントではないように見えるが、選手たちの疲弊を考えれば、「頼りになる救援投手」、もしくはその負担を減らすための「3本柱に入るような先発投手」を補強する可能性もある。

もっとも、チームの弱点は打線で、チームの総得点はリーグ6位の415点と健闘しているものの、チーム出塁率は同13位の.309、長打率は同10位の.397と低迷しているだけに、出塁率と長打率を併せたOPSの高い選手、ドジャースも狙うマチャド内野手(オリオールズ)やDL入り中のジョッシュ・ドナルドソン内野手(ブルージェイズ)のような選手の補強が望まれる。

田中将大投手がDLから復帰したばかりのヤンキースは、ア・リーグ東地区で宿敵レッドソックスと熾烈な首位争いを展開中で、開幕からずっと高い勝率を維持していることもあり、優勝を逃しても昨季のようにワイルドカードでプレーオフに進出する可能性が高い。

彼らの補強ポイントは先発投手だ。チーム防御率3.43はアストロズの2.97に次ぐア・リーグ2位だが、同1位を記録している救援投手陣の2.68に対して、先発は同6位の3.91と数少ない補強ポイントになっている。前出のハップやハメルズといったベテランの獲得を目指していると伝えられているが、ヤンキースを率いているのは、過去に何度も仰天トレードを仕掛けてファンやメディアを驚かせてきたブライアン・キャッシュマンGMである。ア・リーグの最高防御率を記録している左腕ブレイク・スネル(レイズ)のような若手の一線級投手を強奪するかも知れない。

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