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野球 コラム 2018年7月13日

【都市対抗】多くの出場回数を誇る伝統チームが集う

野球好きコラム by 大島 和人
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近畿第3代表は日本新薬(京都市)。技巧派左腕・榎田宏樹、右腕・西川大地の先発陣に加えて、近畿2次予選は2年目の大型右腕・岩本喜照がリリーフで好投した。岩本は4試合すべてにリリーフ登板。8回3分の1を無失点で投げ切り、速球は最速153キロを記録している。

打線も4番を任される左打ちの大型打者・中稔真、左打ちの巧打者・久保田昌也を中心に隙がない。就任1年目の昨季は屈辱の1回戦負けを喫した吹石徳一監督だが、間違いなく上を目指しているだろう。

近畿第4代表はパナソニック(門真市)。言わずと知れた世界的な大企業で、今大会に出場する32チームの中では最多となる通算52回の出場歴を持つ。

チームは今年4月中旬という異例のタイミングで、成績不振により前監督を更迭。北口正光部長が監督を兼任し、采配を振るっている。

エースの吉川峻平は関西大学から入社して2年目のドラフト候補。183センチの右腕で、最速148キロの速球と、何と言ってもシンカーが売りだ。昨年の都市対抗では14奪三振を記録し、今回の2次予選も30回3分の1で32奪三振を奪っている。そんな吉川は社会人屈指の「ドクターK」だ。

打線は九州共立大から入社した大型新人・片山勢三(176センチ・105キロ)、亜細亜大から入社して2年目の法兼駿と言った注目株を擁する。しかし2人とも2次予選は不発だった。

2次予選で活躍したのが入社8年目の主将・田中宗一郎。斎藤佑樹らと同時期に六大学を賑わせた左打ちの外野手で、打率.455の活躍でチームを東京ドームに導いた。

近畿第5代表はNTT西日本(大阪市)。主力の引退、大城卓三(現読売ジャイアンツ)のプロ入りなどで世代交代の時期を迎えている。

投手陣は10年目の吉元一彦、7年目の崎浩大が2枚看板。加えて今大会は日本生命から佐川仁崇、本田洋平と二人の本格派を補強している。

2次予選の途中からポジションをつかんだラッキーボーイが石山励雄。創価大学から入社して3年目の、162センチとうい小兵だ。2次予選は打率.364、5打点と、いずれもチーム最高の結果を出した。

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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