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野球 コラム 2018年6月1日

ルーキー23歳大谷翔平vs.最年長45歳コロン。エンジェルスvs.レンジャーズ3連戦のみどころ

MLBコラム by 松山 ようこ
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エンジェルスが、昨季王者のアストロズと地区首位争いを演じていたのは、わずか2週間前のこと。それが瞬く間に、負けが込んで地区3位に落ち込み、首位アストロズとのゲーム差は5.5と開いてしまった。

前回のタイガースとの4連戦も1勝3敗と負け越し。大谷翔平は、31日(現地30日)のシリーズ第3戦で、9日ぶりに先発登板したが、日本では未経験の降雨による2度の中断に見舞われたり、カナダガンがフィールドを駆け回ったり、「何事も経験」と振り返るだけのハプニングが次々と起こった。

大谷は、5回3安打1失点5奪三振で降板。勝ち負けはつかず、5勝目はお預け。ただし5回に、ジェイマー・キャンデラリオを相手に、メジャー自己最速101.1マイル(162.7キロ)のストレートを投じて、ピンチを脱出。これが今季メジャーの先発投手の中でも最速のボールとして計測された。

大谷の降板後は、後続が打ち込まれ、チームも1-5と敗れた。次は、同地区で最下位にあえぐレンジャーズとホームで3連戦を戦う。エンジェルスはここ5戦で3得点以上をあげておらず、打線が低迷気味。

レンジャーズと4月に敵地で3連戦を戦った時は、8-3、11-1、7-2と打線が爆発して3連勝しているので、ホームでも快音を響かせられるか。大谷の打席にも大きな期待がかかる。

◆蘇ったメジャー最年長ピッチャー

第1戦のレンジャーズ先発は、メジャー最年長45歳のバートロ・コロン。2005年にエンジェルスで21勝の最多勝でサイ・ヤング賞に輝いた大投手だ。

当時は、100マイル(約161キロ)の剛速球も投げた本格派だったが、今では8割方(!)が平均87マイル(約140キロ)のツーシームで、それをとにかく丁寧に投げ込むという老獪なテクニックと精緻なコントロールで生き残っている。

とはいえ、年齢と成績にシビアなメジャーで、昨季は7勝14敗の防御率6.48と散々な結果を残したコロン。もう見納めかとばかりに引退が囁かれていた。

だが、情にも厚いテキサスは、ファンも選手も魅了してきた陽気なドミニカンの技術と人間力に惹かれたのかもしれない。

再び先発としてマウンドに立つコロンは、ここまで2勝2敗で防御率3.55とチームを支えている。

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