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野球 コラム 2018年5月23日

人生が変わる瞬間 読売巨人吉川尚輝選手の場合

J SPORTSプロデューサーコラム by 浅田 次郎(J SPORTS野球プロデューサー)
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「僕らの大学は高校時代甲子園に出場したことのある選手もいなく、練習も自主性が求められ、全体で行う時間は限られていました。その中では個々の意識を高く保つというのも難しいです。でも、僕らの代は2度全国まであと1歩というところで負けていたので、選手権に絶対出てやろう、選手権が目標というのはありました。」

目標は「選手権出場」だったのだが…

果たして、念願の選手権に出場した中京学院大学と吉川。その全国初戦、チーム初得点は吉川の第1打席で生まれた。1アウト、ランナーを3塁に置いた打席で、吉川はタイムリースリーベース。チーム初得点を記録するだけでなく、2点目となるホームを踏むランナーとなった。

「一番印象に残っているのは、初戦の第1打席じゃないでしょうか。念願の全国、大学野球にとっての聖地・神宮球場。緊張していたのを覚えています。でもランナーが1番打者の戸田。足の速い選手がランナーだったので楽に臨めました。」

中京学院大学は初戦、この2点を守り、勝利。ここから優勝までの奇跡が始まる。そして、吉川は初戦から決勝戦までの全5試合でヒットを記録、その奇跡の中でも一際大きな輝きを放った。

「大学野球と言えば、やはり東京六大学や東都というイメージがあるので、負けたくないという気持ちもありました。向こう(東京六大学や東都の選手)は実績もありますし、僕らは地方(リーグ)で挑戦者というかぶつかっていくだけだと思っていました。そういう気持ちで試合に臨めたことで、試合に勝って優勝できたんじゃないかと思います。」

第65回全日本大学野球選手権を制した中京学院大学、中央の優勝トロフィーの後ろが吉川選手

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