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野球 コラム 2018年5月11日

ダルビッシュとイチロー、元巨人マイコラスと清宮と田沢と元中日チェン

Do ya love Baseball? by ナガオ勝司
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「そんなに緊張はしなかったし、楽しめましたよ」と曽はきれいな英語で話した。

この試合のハイライトはマーリンズが3対2とリードした四回表、ブリンソンの右前打で二塁から本塁を狙ったディートリッチが右翼手からの好返球を受けて待ち受けるカラティニ捕手を突き飛ばした際に起きた「乱闘もどき」だ。何事か言い合っていた両選手は早々に冷静さを取り戻したが、本塁付近でまだ両チームの選手が群がっている。よく見るとカブスの主砲ブライアントが元カブスでマーリンズのカストロの脇腹をくすぐっていた。このシーンは夜のスポーツニュースでも「微笑ましい風景」として取り上げられた。

そのカストロだが、9日(水曜日)のシリーズ最終戦に田沢が登板した際、残念なプレーがあった。1対9の四回、カブスの先頭打者は1番アルモラ。マーリンズはこのシリーズの最中ずっとそうであったように、右打者に対して二塁手が二塁ベースのすぐ後ろまで移動する守備シフトを敷いていた。アルモラの当たりは二塁の定位置付近へ。遊撃手寄りに守っていたカストロが追いつくかなと思ったが、やけに簡単にあきらめた。一、二塁間を大きく空ける昨今流行りの極端な守備シフトの「逆を突かれた?」。それは違う。カブスならバイエズの広い守備範囲で対応できる打球方向だ。おまけに二死後のリゾの右翼線二塁打を、右翼に入ったアンダーソンが中継に入った二塁手に投げ損ない、一塁走者のアルモラが悠々とホームを駆け抜けた。

中継プレーに入った内野手への外野手の送球が乱れることは珍しいことではない。問題なのは一塁走者のアルモラが迷うことなく本塁を目指していたことだ。つまり、本来は三塁手で外野守備が拙いアンダーソン外野手の返球能力と、中継プレーに入るカストロの緩慢な動きがカブスのスカウティング・リポートで丸裸にされていたいうことだ。アンダーソンや「乱闘もどき」の原因となった左翼のディートリッチ外野手はともに内野出身なのである程度のミスは仕方ない。だが、連係プレーは内野手だってお馴染みのプレーだ。

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