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野球 コラム 2018年4月29日

大谷翔平のエンゼルスと対戦するヤンキースが「悪の帝国」へと復活する日

Do ya love Baseball? by ナガオ勝司
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やっぱり、こうでなくちゃいけない。

過去数年のワールドシリーズ優勝チームであるロイヤルズやカブス、アストロズの隆盛は歓迎すべき事態なのだが、強いヤンキース(本塁打王か三冠王か ヤンキースの「奇跡」ジャッジは、スーパースターへの道を歩む 参照)が「敵役」として君臨することで「嫉妬」や「憎悪」といったシェイクスピア的に欠かせない感情が生まれ、メジャーリーグが活性化する。

シェイクスピアが大げさなら、ヤンキースはやはり、映画「スターウォーズ」における「悪の帝国」であり、ジーター以来の黄金期を作ろうとする編成トップのブライアン・キャッシュマンGMは、SF映画史上最高の悪役「ダース・ベイダー」でなくてはならない。

宿敵レッドソックスや健闘中のブルージェイズ、「投打二刀流」の大谷翔平が加わって派遣を狙うエンゼルスや前出の新王者アストロズは言わば、「ジェダイ」であり、「レジスタンス=反逆軍」だ。彼らは旧シリーズなら勇猛果敢なルーク・スカイウォーカーやならず者のハン・ソロ、シリーズ最新作なら自身の正義のために帝国軍から反逆軍へ寝返ったフィンや、「ルーク」の再来である女性戦士レイだ。「悪の帝国」ヤンキースがこれから圧倒的な強さで勝ち進めば、とーっても分り易いメジャーリーグ・ワールドが誕生するのである。笑

ナガオ勝司

ナガオ勝司

1965年京都生まれ。東京、長野、アメリカ合衆国アイオワ州、ロードアイランド州を経て、2005年よりイリノイ州に在住。訳書に米球界ステロイド暴露本「禁断の肉体改造」(ホゼ・カンセコ著 ベースボールマガジン社刊)がある。「BBWAA(全米野球記者協会)」会員

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