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野球 コラム 2018年4月29日

大谷翔平のエンゼルスと対戦するヤンキースが「悪の帝国」へと復活する日

Do ya love Baseball? by ナガオ勝司
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アーロン・ジャッジという若き本塁打王の誕生もあって、ヤンキースは昨季、地区優勝したレッドソックスに次ぐア・リーグ東地区2位でワイルドカードを獲得した。プレーオフでは地区シリーズの流れを変えた田中将大の好投もあって、前年のリーグ王者インディアンスを撃破したばかりではなく、のちにワールドシリーズ王者となるアストロズも、あと一歩(3勝4敗)まで追い詰めた。

オフになるとナ・リーグ本塁打王にして最優秀選手のジャンカルロ・スタントン(当時マーリンズ)をトレードで獲得し、1961年に当時メジャー記録だったベーブ・ルースのシーズン61本塁打記録を打ち破ろうとしのぎを削ったミッキー・マントルとロジャー・マリス以来の「主砲コンビ」を誕生させ、地区連覇を狙う宿敵レッドソックスに追いつき追い越そうとしている。

もしもヤンキースが、これからジーターがいた時代のような長い黄金期を作るのだとしたら、それはジャッジを中心に、チーム生え抜きのサンチェス捕手、アンドュハー三塁手、先発のセベリーノ、左腕モンゴメリー、そして、かつて守護神チャップマンを放出した際、カブスのファームから獲得したトーレス二塁手らの若手選手が今のような存在感を示し続ける時である。

今季終了後にFAになるブライス・ハーパー外野手(ナショナルズ)やマニー・マチャド遊撃手(オリオールズ)の獲得に乗り出す可能性も噂されるほどだから、大枚を叩いて有力なFA選手をかき集める金権球団のレッテルが消えることはないだろうが、その屋台骨を支えるのはやはり、若手選手である。

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