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アストロズとの首位攻防戦を2勝1敗で勝ち越したエンジェルス(ア・リーグ西地区2位)。6連勝と波に乗る昨季王者に敵地で勝ち越した後は、またしても6連勝と勢いづくチームと対戦する。
その相手は、田中将大が所属するヤンキース(ア・リーグ東地区2位)。気になる大谷翔平との対戦は、このまま変更がなければ、日本時間4月29日(現地28日)になる見通し。
◆「大谷は数ある投手のうちの1人に過ぎない」と”挑発”した主砲にメジャー最速を2度投げた”事件”
アストロズ戦では、大谷は先発投手として第2戦に登板。5回3分の1を投げて6安打4失点。やや厳しいストライクゾーン判定もあり、5与四球だったが、7奪三振と力投が光った。
何より話題になったのは、大谷がメジャー史上でも類まれな球速を記録したことだ。
その注目の瞬間は、王者チームの4番ジョシュ・レディックに対して、2度も訪れた。ちなみに、この試合の前、レディックは大谷のことを「何人かいるうちの1人の投手にすぎない」と言っている。
その後の対決だった。大谷はメジャー最速時速101マイル(162.5キロ)の真っ向勝負の剛速球を2度も見せ、レディックをライトフライに打ち取った。
なお、この速度を投げた先発投手は、今季メジャー初であるだけでなく、直近10年で見ても、7人目の投手しかいないという。ディフェンディングチャンピオンの主砲も、大谷のことを否応なく”特別な”投手として記憶に刻み込んだに違いない。
◆ヤンキースとホームラン合戦?プホールズの3000本安打も目前
今季ここまでの両チームの特徴といえば、やはり本塁打数の多さ。田中の所属するヤンキースはメジャートップの39本塁打で、大谷のエンジェルスはメジャー2位の36本塁打。
個人で見ても、エンジェルスはマイク・トラウトが10本塁打のメジャートップで、2位にヤンキースのディディ・グレゴリアスが9本塁打につけている。
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