大谷翔平、昨季チャンピオンと敵地で対決。アストロズvs.エンジェルス3連戦のみどころ

◆分の悪いミニッツ・メイド・パーク、打線の援護がカギ

簡単には崩れそうもない、アストロズの先発陣。エンジェルスが勝利するには、わずかな失投や難しい球をも仕留める打者の活躍が不可欠だ。ならば、まず頼りにするべきは、やはりマイク・トラウトとアルバート・プホールズだろう。

トラウトはまだ4月にもかかわらず、9本塁打をマーク。これは、もちろんメジャートップ。さらに打率.306、17打点、18得点は、チームトップで、今季もトラウトが打って走って守って、チームの勝利に貢献している。

通算618本塁打のプホールズも、ここまで大谷の3本を凌ぐ4本塁打をマーク。38歳のベテランは、大谷に先日4番を譲って休養を挟んでいるので、アストロズ戦ではフレッシュなコンディションで快音を響かせてもらいたい。

なお、球団資料によると、エンジェルスはアストロズとの戦績が、敵地ミニッツ・メイド・パークでは直近36試合で12勝24敗と分が悪いそうだ。

こうしてアメリカが好んで出す数字やデータは、試合をより面白くする”フリ”のようなもの。開幕から漫画のようなストーリーでファンを魅了してきた大谷だけに、劣勢を覆すドラマが見られることに期待したい。

◆アストロズ vs. エンジェルス
・4月24日（火）午前9:00　J SPORTS 4
・4月25日（水）午前9:00　J SPORTS 3
・4月25日（水）深夜3:00　J SPORTS 3