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野球 コラム 2018年4月24日

大谷翔平、昨季チャンピオンと敵地で対決。アストロズvs.エンジェルス3連戦のみどころ

MLBコラム by 松山 ようこ
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アメリカは数字やデータが大好きだ。大谷翔平が4月23日(現地4月22日)、メジャーで初めて4番打者を務めた。これは、1シーズンで3先発以上を担った選手という条件でソートすると、57年ぶりの出来事になるという。

「Two-way」(二刀流)として、快進撃をみせている大谷は、25日(現地24日)に先発予定。相手は、昨季ワールドチャンピオンのアストロズ。今季も開幕から強さは健在で、敵地で6連勝を収めたばかり。好調のディフェンディングチャンピオンとヒューストンで対戦する。

アメリカンリーグ西地区のライバル、エンジェルスvs.アストロズは首位攻防戦。アストロズの6連勝で、エンジェルスは首位を譲ったところだ。ただし、そのゲーム差は1.5。エンジェルスはここ6戦で1勝5敗と失速中だが、大谷はチームを巻き返しへと導く好投を見せられるか。

◆マッチアップは防御率0.72と大ブレイク中の投手

アストロズといえば、ダラス・カイケルとジャスティン・バーランダーのサイ・ヤング賞投手の「2枚看板エース」。だが、昨季ブレイクしたチャーリー・モートンと新加入のゲリット・コールが、両エースを凌いで、ここまで無敗の防御率0点台(!)とチームの快進撃を支えている。

エンジェルスとの3連戦は、コール、モートン、バーランダーが順に先発する予定。大谷は第2戦に先発予定で、モートンと投げ合う。なお、モートンの防御率はリーグトップの0.72で、3勝0敗となっている。

一方の大谷は、防御率3.60の2勝1敗。ちなみに、大谷が4番打者として出場した際、見事にヒットを放った相手投手のジョニー・クエトは、それをもはるかに凌ぐ防御率0.35で、MLB公式も「ridiculous」(あり得なくて笑えるくらいの)防御率と報じている。

話は戻って、豪華先発陣を擁する王者アストロズは打線も好調。6連勝中にチームが挙げた得点は、実に47得点(なのに失点はわずか6)。二塁打17、本塁打7本と長打も多い。

強打のリードオフマン、ジョージ・スプリンガー、大型遊撃手カルロス・コレア、主砲ジョシュ・レディックなど、見るからに迫力のスラッガーも要注意だが、「小さな巨人」こと、ホセ・アルトゥーベを乗せると、昨季のポストシーズンのようにチームの勢いは手がつけられないことになるかもしれない。

投手・大谷が用心するべき打者は、ほぼ全員。昨季の優勝チームとの対決は、これまでとは一味もふた味も違う緊張感が漂うことになりそうだ。

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