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バドミントン コラム 2021年8月16日

男子単は森口が春夏2冠、男子複は荻原/武井がV=高校総体バドミントン

バド×レポ by 平野 貴也
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栄冠を勝ち取るために、大会直前に行われていた東京五輪も参考にした。日本代表が大舞台の緊張から力を発揮できなかった部分を反面教師と捉え、リラックスして臨むことを重視。春の全国高校選抜大会でファイナルゲームまでもつれ込んだ平野莉久(九州国際大付属高・3年)との再戦となったシングルス4回戦では「自分でも硬くなっているのが分かった。山田(秀樹)先生が試合に付いていてくれて、ジャンプをして深呼吸をしてから次のラリーに入るように毎回言われていたので、しっかりリラックスできたかなと思います」と緊張感を克服。アップセットを許さず、ストレートで勝ち切った。将来の夢は、五輪メダリスト。冬に開催予定の全日本総合選手権の出場権を獲得し「ベスト8を目指して頑張りたい」と意気込んだ。

荻原聖也/武井凛生(ふたば未来学園高・ともに3年)

ダブルスは、トップ4シードが準々決勝までに全滅する大混戦となったが、荻原/武井が優勝。春の全国高校選抜大会で小林倫太朗(3年)とペアを組んで3位だった武井は、シングルスでも期待されていたが、負傷で県予選を棄権。荻原とのペアで団体戦、ダブルスの2冠を狙い、目標を達成した。決勝では、団体戦の決勝でも対戦した森口/野口翔平(埼玉栄高・3年)に2-0のストレート勝ち。ネット前のスペースを使う配球で相手の守備を切り崩し、雪辱を狙った相手を返り討ちにした。気合い十分のプレーを見せた荻原は「気持ちの面で押し切った」と手ごたえを語った。チームの主将を務め、団体でも個人戦でも結果を残した武井は「自分は、シングルスで世界一を目指したい。(身体が)小さくてもやれる、見てもらえるという選手になりたい」と今回は挑戦がかなわなかったシングルスでも、さらなる飛躍を目指すことを宣言した。インターハイは、昨年は中止。今年は無観客だったが開催され、次世代選手に新たな手ごたえと目標を与えた。

文:平野 貴也
平野貴也

平野 貴也

1979年生まれ。東京都出身。
スポーツ総合サイト「スポーツナビ」の編集・記者を経て、2009年に独立。サッカーをメーンに各競技を取材している。取材現場でよく雨が降ることは内緒。

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