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バドミントン コラム 2021年3月22日

男子複連覇の渡辺が日本勢初の全英2冠、1年2カ月ぶり国際戦の桃田は敗退

バド×レポ by 平野 貴也
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混合ダブルスの決勝戦は、渡辺/東野が2-0(21-14、21-13)で金子祐樹/松友美佐紀(日本ユニシス)を破った。東野は「松友さんはネット前がすごく上手いので、先手を取られず、自分が先に取って、勇大君が楽な姿勢で打てる球を上げさせるようにした」と主眼を置いた前衛の主導権争いで積極的にプレー。終盤、相手の強打を浴びた場面も跳ね返し、付け入る隙を与えなかった。渡辺は「ラウンドを重ねる毎に連係が良くなり、充実した大会になった」と好感触を得ていた。

女子シングルスで優勝した奥原は、準決勝でラチャノック・インタノン、決勝戦でポンパウィ・チョチュウォンとタイ勢を連続撃破。10月のデンマークオープンに続き、国際大会で連続優勝を飾った。コンディションは、デンマークの半分程度と話したが、タイ勢の鋭いショットに持ち前のフットワークで対抗して主導権を奪う力強い勝ち方。「パフォーマンスのアベレージは徐々に上がってきてくれているのかなと感じている。コンディションが悪い中でも結果を出せたのは、収穫」と自信に満ちた表情で大会を振り返った。

男子シングルスの桃田は、20年1月の交通事故による長いブランクを経て1年2カ月ぶりの国際大会に挑んだが、優勝したリー・ジージァ(マレーシア)に準々決勝でストレート負け(16-21、19-21)。朴ヘッドコーチは「フィジカルや動きに問題はなかったが、久しぶりの試合で、絶対に勝たなければいけないというプレッシャーがあったと思う。逆に今回負けてリフレッシュしていけると思う」と心配した様子はなく、巻き返しを期待した。

日本代表は帰国後の隔離生活を経て、今後は、5月に開催予定のインドオープンに向けて再び調整する。東京五輪でもメダルを量産すべく、貴重な実戦の場で磨きをかけて行く。

文:平野 貴也
平野貴也

平野 貴也

1979年生まれ。東京都出身。
スポーツ総合サイト「スポーツナビ」の編集・記者を経て、2009年に独立。サッカーをメーンに各競技を取材している。取材現場でよく雨が降ることは内緒。

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