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バドミントン コラム 2020年7月13日

【実況!台所のアスリート】バドミントン日本代表の嘉村健士、料理もファンの目に触れて成長

バド×レポ by 平野 貴也
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――料理をやってみても続かない人もいます。どんなところに楽しみを感じましたか
レシピは見ますが、調味料は計らずに、目分量にしています。同じ料理を作るときに、まったく同じでは面白くないなと思うからです。目分量にしておくと、自分の中で「次はこうしよう」と工夫の余地が生まれますね。だから、最初は、他人に食べさせられないというか、自分だけでしか食べられないような料理ばかりでしたね(笑)。あとは、今まで部屋で魚を料理することは、なかったのですが、鮭のホイル焼きなんかは、美味しいのにすごく簡単だなとか、少し料理のイメージが変わったところもありました。

――料理をするようになって、変わったことは?
元々、食事ではバランスよく栄養を取ることを心がけているのですが、毎食、自分で用意するようになって、だいたい同じ時間に料理を作り始めるからなのか、今までより朝が気持ちよく起きられるようになって、生活のリズムが良くなりました。目覚ましをかけなくても、7時くらいには起きるという感じが続いています。あとは、料理の色合いを気にするようになりましたね。SNSにアップロードするために写真を撮ると、盛り付けとか見栄えが気になります。ペペロンチーノにパセリを添えようなんて、普段は考えないですからね。そう言えば、一度、クリームパスタを作ったときは、クリームが少なくて、写真を撮ったら、麺しか写らずに何のパスタか分からず、これは載せられないなと思いました(笑)。

――バドミントンだけでなく、料理も「ファンに見てもらう」ことで進化していったのですね
そうですね。実際、最初は料理をしたから載せようというだけの気持ちだったのですが、やっていくうちに、少しでも美味しく見えるようにと、写真の撮り方も考えるようになりました。先日、宅配業者のところに荷物を取りに行ったら「嘉村君、料理、上手くなったね。最初は、どうなることかと思って(インスタグラムを)見ていたんだけど、美味しそうにできているじゃん」と言われました(笑)。だから、まあ、ちょっとずつ他人に見てもらえるようなレベルにはなってきているのかなと思っているのですが、どうですかね。5月下旬から練習を再開して、少しずつトレーニングが忙しくはなってきていますけど、料理に慣れて簡単に作ることができるようになってきたので、今後もできる範囲で自炊は続けていこうかなと思っています。

――SNSなどを通じてファンと直接交流する機会が増えて、感じるところもあったのでは?
たくさんの人に応援してもらっているなと、あらためて感じました。インスタライブなども、最初は「これが誰かのためになるのか? 誰も見てくれないんじゃないか。そうだったら恥ずかしいな」と思いながらやっていましたが、見て下さった方たちが「今は楽しみがないので、こういうのを見るのが楽しみです、元気が出ます」と言ってくれて、それによって僕も元気になることができましたし、それならもっとやろうと思うようになりました。少しでも身近に感じてもらって応援される選手になりたいと思っているので、楽しく交流できたかなと思います。

――選手同士が互いの発信に反応するなど、選手間の仲の良さも感じましたし、刺激を受けて新しく始める選手も増えて、バドミントン選手の自己発信がすごく増えたようにも感じました
SNSは、たくさんの人に見てもらえる場で、多くの人に競技や選手のことを知ってもらえる機会になるので、後輩たちもうまく活用していけたらいいんじゃないかと思います。その中で、色々な人から応援されていることを感じて、練習や試合の刺激にできれば、プラスになると思います。

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