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バドミントン コラム 2019年7月25日

2週連続V狙う山口が次戦でシンドゥと再戦、奥原も8強入り

バド×レポ by 平野 貴也
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バドミントンの国際大会「ダイハツヨネックスジャパンオープン2019」は、25日に武蔵野の森総合スポーツプラザで第3日を行い、女子シングルスの山口茜(再春館製薬所)は、2-0(21-15、21-14)でチェン・シャオシン(中国)を破り、準々決勝に駒を進めた。

「昨日は、お客さんがちょっと少なくて寂しかったけど、今日は見た感じ、お客さんが入っていて、嬉しいなと思った」と笑顔で会場の雰囲気を振り返った山口の試合は、順当勝ちだった。ミートし切れなかった球や、コントロールミスでアウトになった場面が初戦より多くて気になったと話したが、展開自体は危なげなかった。

大堀彩(トナミ運輸)は、1-2(21-11、10-21、13-21)でP.V.シンドゥ(インド)に敗れた。健闘したが、前週のインドネシアオープンに続いて、逆転負け。「出だしは良かったけど、コートが変わって最初の2-0のときにスマッシュをネットにかけてしまうとか、相手が誰とかではない。第2ゲームでスピードを上げようとしても、空回りしてしまってうまくいかず、少し混乱してしまった。第1ゲームだけ取りに行けば取れるというのではダメ。1ゲームを取っても勝ち切らないと……」と肩を落とした。

翌26日の準々決勝で、山口はP.V.シンドゥ(インド)と対戦する。通算の対戦成績では5勝10敗と分が悪いが、優勝した前週のインドネシアオープンでは、決勝戦でストレート勝ち(21-15、21-16)を収めている。山口は「相手は、攻撃力のある選手。先週は、打たせない球回しをして、手足が長いのでボディ周りを上手く使って攻めることができた。ただ、同じプレーでは(連続して)通用しないと思うので、先週の良かった部分で利用できるところと変化を織り交ぜたい」と2週連続撃破のイメージを膨らませた。雪辱を期するシンドゥも「トッププレーヤーのレベルは、同等。その日の調子にかかって来る。(あらかじめの)対策をどうするかというより、相手のことはもう分かっているので、その日、コートでどうするか」と試合の中での対応力が重要になるとの見解を示した。

また、同種目では、前回準優勝の奥原希望(太陽ホールディングス)も8強入り。2回戦は、2-0(21-11、21-12)でミア・ブリッチフェルト(デンマーク)に勝利した。「昨日は日本人対決だったけど、今日は違ったので、出だしから応援も聞こえてやりやすかったし、私自身のパフォーマンスも良かった。長身でしぶとい選手だったけど、リズムを変化させたら対応できずにミスをしてくれた」と淡々と試合を振り返った。準々決勝では、ニッチャオン・ジンダポル(タイ)と対戦する。


文・写真:平野貴也

バドミントン ジャパンオープン 2回戦終了後インタビュー 奥原選手

ジャパンオープン 2回戦終了後インタビュー 大堀選手

平野貴也

平野 貴也

1979年生まれ。東京都出身。
スポーツ総合サイト「スポーツナビ」の編集・記者を経て、2009年に独立。サッカーをメーンに各競技を取材している。取材現場でよく雨が降ることは内緒。

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